• アーカイブ

CHA

【CHA2号より:食の資格】 お米の資格「お米マイスター」

2012年04月23日

このエントリーをはてなブックマークに追加
はてなブックマーク - 【CHA2号より:食の資格】 お米の資格「お米マイスター」
Share on Facebook
Post to Google Buzz
Bookmark this on Yahoo Bookmark
Bookmark this on Livedoor Clip
Share on FriendFeed

                               石川桃子(2004年10月発行CHA2号より)

☆お米マイスターとは・・・☆
日本米穀小売商業組合連合会が主宰するもので、すでに経験ある人のみが受験できるお米の博士号ともいえる資格です。すなわち、①お米に関する幅広い知識を持ち、②米の特性(品種特性・精米特性・ブレンド特性・炊飯特性)を見きわめることができ、③そのお米の特性を最大限に生かした「商品づくり」を行い、④その米のよさを消費者との対話を通じて伝えることができる人だけが、マイスターになることができるのです。「マイスター」の意味は、「巨匠・師匠」だけではなく、「マイ」は米、「スター」は星、つまり「お米に明るい人」をも意味しています。

☆三ツ星マイスターと五ツ星マイスター☆
お米マイスターには「三ツ星マイスター(お米についての知識)」「五ツ星マイスター(精米やブレンド特性などについての技術)」の二段階に認定が分かれています。
三ツ星マイスターの応募資格は、①知事登録小売店の経営者及びその家族、従業員)、②米穀小売業に5年以上従事している者、③都道府県米穀小売組合に加入されている者、そのほか、日本米穀小売商業組合連合会理事長が特に必要と認めた者・・・これらの条件全てを満たした米穀店だけに限られています。
認定試験では、まず米穀店に必要な最新情報の講座とお米の知識に関する講義を受け、その後、試験となります。食糧庁担当官立ち会いのもと、厳正に採点されます。さらに五ツ星マイスターは三ツ星マイスター認定者のみを対象としており、試験当日は受験者の技術力を審査するため講習等は行わず試験のみとなります。
試験項目は、①精米技術試験、②玄米鑑定試験、③米穀商品説明試験、④炊飯技術指導試験、⑤炊飯官能評価試験となります。

☆お米マイスターへの期待☆
お米マイスターの誕生による消費者にとってのメリットは、①お米の正しい情報を提供してくれる、②自分に合ったお米を選んでくれる、③料理にあったお米を薦めてくれる、④自分だけのブレンド米を作ってくれる、⑤好みの精米(分搗き)をしてくれる・・・などの点があります。また産地としてのメリットは、①お米を正しい評価で販売してくれる、②生産地のこだわりを理解してもらえる、③無名な品種でも販売できるチャンスが増える、④モニター調査やイベントにも協力してもらえる・・・などがあります。
お米屋さんの最大の武器である対面販売を生かし、「お米マイスター」が生産地や品種の特徴、安全性、こだわりなどの情報を消費者に正確に伝えることができれば、お米を安売りせず適正価格で販売しても、「高い」と言われることはないでしょう。また、スーパーや量販店ではできない無名な品種の販売も可能になるでしょう。そして、消費者が特定の品種に偏ることなく自分の好みに合ったお米を選ぶようになれば、産地間格差をなくすことにもつながるはずです。
さらに相乗効果として、産地が必要としているモニター調査やイベントにも消費者が進んで参加するようになり、「売れる米づくり」のヒントがつかめることでしょう。「お米マイスター」が目指しているものは、このように新しい時代を見据えた壮大なものであり、その源にあるのは、「消費者と生産地が“米”を通じて一つになる」という思いなのです。
                            ((株)スズノブ西島豊造氏にご協力頂きました)

福岡県八女郡星野村オフィシャルホームページより

Comments

No related posts.